はじめに
本ホームページ「社会教育・生涯学習とSDGs」は、文科省科研費で実施された「SDGsを目指した持続可能な地域の形成条件とESD評価方法に関する実証研究」(研究代表者:湯本浩之)の研究成果を共有するために開設されたものです。
本研究では、SDGsの地域へのインパクトをどのように評価するのかを提示することをねらいとしていました。研究成果としては、①「SDGs理念の受容条件」、②「SDGs理念の解釈と変換方法」、③「SDGsと地域課題との整合性」、④「変革に向けた地域運動の生成」という4つの評価観点を設定し、3地域(札幌市、岡山市、東京都板橋区)のケースレポートを分析し,評価の観点を精緻化しています。
本ホームページでは今後とも本テーマに関連した情報提供を行う予定にしています。
学会情報&イベント情報
- 『地球学習支援論-学び合える社会関係のデザイン』荻野亮吾・近藤牧子・丹間康仁編著定価:2,300円+税ISBN:978-4-86692-344-4発行日:2025/03/21発行者: 大学教育出版 人口減少や社会構造の変化に応じて、学齢期に閉じな…
- 『SDGs時代の地理教育:「地理総合」への開発教育からの提案』2023年度から高校の地歴科に必履修科目の「地理総合」が新設された。学習指導要領の「地理総合」で提示された3つの「内容」のなかで、「B.国際理解と国際協力」と「C.持続可能な地域づくりと私たち」は、…
- 田中治彦のグローカルセミナー2024年4月5日より毎週金曜日に「田中治彦のグローカルセミナー」をYouTubeで配信します。第1期(10回)のテーマは「SDGs第2歩」です。入門編ではなくて、SDGs後半の課題を探るための深掘…
- 『新SDGs論-現状・歴史そして未来をとらえる』田中治彦著『新SDGs論-現状・歴史そして未来をとらえる』人言洞、2024年1月刊、2090円 2030年を目標年としたSDGsは2024年からは後半戦に入る。SDGsの周知度が9割に達した今、SD…
- 『SDGsと社会教育・生涯学習』日本社会教育学会編『SDGsと社会教育・生涯学習(日本の社会教育第67集)』(東洋館出版社、2023年10月、3190円) 本書は、2019 年に日本社会教育学会で採択された プロジェクト研究「SD…